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ツイッターで見つけた英語記事を和訳しています。

かつてないペースでXiaomi社が携帯電話を発売し、追いつくのは困難を極める

中国のスマートフォン会社Xiaomi社はRedmi 6シリーズのうち、3つのスマートフォンを今日インドで発売した。 Redmi 6A、Redmi 6、Redmi 6 Proの三機種であり、価格帯は84~154ドルとなる。6 proはXiaomi社がまとめて発売した中の新機種なのだが、他の2機種は去年の先行機種の再告知に過ぎない。

 

IDCのデータによると、Xiaomi社の売上はインドの携帯電話市場の約30%を占めており、この成果を達成したのは中価格帯(80~200ドル)の携帯電話セグメントをほぼ独占した結果である。素晴らしい完成度だが、追いつくのもかなり難しくなってきたXiaomi製品は毎年のラインナップの選択肢が非常に多く、しかもその多くが同価格帯の中で競い合っている状態だ。

 

Xiaomi社が現在扱う最新の優秀なスマートフォン3機種は1万ルピー(約1万5千円)前後。Redmi Note 5、自撮りに焦点をあてたRedmi Y2、そして新しく発売したRedmi 6 Proである。消費者は機種同士の違いをよく確認しないと、自分に必要なものを選べないだろう。

 

去年Xiaomi社はインドで9機種を発売した。いつもXiaomi社はシリーズの新しいナンバー発表に一年は待っていたが、今年はそれを僅か5か月まで切り上げて6シリーズを3機種で発売したのだ。これで今年9か月の間に9モデルを記録し、今後も続くのだ。

 

これはつまり、消費者が正しい選択をするには常に知識を備えておく必要があるのだ。それに加えて、いくつかの機種は高い需要と低い供給が原因で、数少ない小売店が非公式のプレミア価格で販売している。そのため結局OLXのようなP2Pマーケットプレイスのリストに載ったままになるのだ。

 

「発売に至った理由として、インドにはXiaomi社製品の非常に根強い需要が残っており、非公式の販売が蔓延していることで幅広いポートフォリオの需要もあり、新製品群の発売でギャップを埋められるでしょう」とCounterpoint社のTarun Pathak氏は語る。Xiaomi社はエントリーレベル帯の差別化も考慮するべきだろう。現行のYシリーズとRedmiシリーズに渡って数機種の価格と特徴の機能が似通っている。それらの機器はまとめて廃止してしまったほうがいいのではないだろうか。

 

とはいえ、Xiaomi社は引き続きしっかりした仕様の手堅い携帯電話を生産を記録している。今回のRedmi 6 Proはどこかサッパリしているが、レビューについては数週間注意して待ってほしい。

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